失敗と後悔

失敗を認めることと後悔することは異なるはずである。

一つひとつのマインドセット

現状、手持ちのプロジェクトの複数が「あともう一頑張りで一息」という感じなのだけども、おかげでいろいろ手をつけたくなって混線が起こりやすくなっている。こういうときこそ「一つひとつ」のマインドセットを召喚すべきだろう。

分野を育てる

はやりに乗っかるのは別にいいとして、その分野を育むための行為を何もせずにブームが去ったからもうダメだみたいな見切りをつけるのはさすがに怠惰な気がする。

むしろブームが去ったあとに何をするのかが問われている、みたいな。

効率化の位置づけ

効率化はたしかに有用なわけだがそれ自身が最上位の目的となってしまうとおかしくなる。ある目的の下位に位置づけられるとき効果が発揮される。

閉じるから開かれる

閉じて考えることで開かれることがある、というのもアンビバレントな解決策と言えるだろう。

場当たり的対処の限界

なんか機能を増やす→それ以外の機能に影響が出る→それらすべてに対処する→対処したところで書き換えたコードがそれ以外の機能に影響を及ぼす→以下再帰的拡大、というときに「場当たり的な対処」を続けると収集がつかなくなる。

選択肢が少ない状態

完璧主義というのもあるんだろうけど、それとは別に行動の選択肢が「やる」「やらない」の二つしかなく、それ以外の選択肢がすっぽり抜け落ちている状態もある気がする。

エターナルタブ・ブラウザ

一度タブを開いたら2度と閉じられないブラウザがあったら面白そう。

目的の形態

「汎用的」なものと「多目的」なものと「非専門的なもの」がある。

「坊主憎けりゃ、全世界まで憎い」

まあ、全世界が憎いからその代表としてたまたま坊主を憎んでいるだけなのかもしれないが。

過剰な悪意の発露は、その対象への悪意の背後にもっと大きいものをその過剰さから感じる。

ユーザーのありよう

「ユーザー」なるものは静的ではない。特に道具は使えば使うほど習熟が生まれる。そのとき、手取り足取り親切なツールはだいたい鬱陶しくなってしまう。

ノートツールのように長く使うウールであれば、習熟後の期間の方が長くなるだろう。その点を考慮する必要がある。

二つの視点の行ったり来たり

モデルで俯瞰的な視点を得たら、次はフィールドワーク的な調査で具体的な視点を得る。その二つの行き来で計画を進めていく。前者だけだと頭でっかちで現実を無視した方策になりがち。

言い換えると、前者だけで「わかった」気になると手痛い結果を招く。

自分の言葉から旅に出る

日常的な自分の言語空間から出てみること。それで思考法が動き出す。

それは「旅」とも言えるだろう。

自己啓発のマンネリの原因

自己啓発的な言説が最終的に似たり寄ったりになってくるのは、「自分」を閉じた系として捉えるからだろう。

アウトラインと箇条書き

アウトラインと箇条書きは異なる。当たり前だけど。

自分を他人に重ねる

自他の区別がなく自分をそのまま他者に重ねるのと、他人を想定し「その人はこう考えるに違いない」と思うのは反対のようだが似たところがある。

日々は続く

伝説の剣が抜けなくても、ガンダム操縦者の適性がなくても、日々は続いていく。

前向きな振り返り

「前向きな振り返り」を提唱しよう。

後悔するためでも、自分を罰するためでもなく、これからどうしていくかを考えるために行う振り返りのこと。

発想と問題意識

発想には、概念を組み替えたり変形させる知的作用が必要でそれがちまたの「発想力」なわけだが、そうした作用は問題意識がないとそもそも働かない。

でもって問題意識は「何が大切なのか」という価値観と切り離せない。

志とまなざし

志は高く、まなざしは足元の少し前を。ときどきは立ち止まって周りを見つめる。