このWebサイトは、私のローカルにある.mdファイルをGitHubのリポジトリにpushしたら、NetlifyさんがHugoをうまく走らせてくれて、見栄えの良いページを作ってくれる、という仕組みで公開している。

よって、私はテキストエディタとマークダウンで文章を書き、それをPushするだけでいい。でもって、その作業はいっさいWebブラウザに触れる必要がない。VS Codeでmdファイルを書けば、CommitからpushまでVS COde内で完結する。実にすばらしい。

ブラウザにアクセスする必要も、ログインする必要も、タグやら何やらを選択する必要もない。実になめらかだ。僕はただ文章を書きさえすればいい。

もちろん、書き終えた文章を読み返したときに、修正したい部分が見つかったときのレスポンスの良さは間違いなくScrapboxの方が上である。Scrapboxならブラウザ上で、何の画面移動もなく修正が行えてしまう。対して、このWebサイトの管理では、Webブラウザで読み返したときに気になったことは、ローカルのファイルをいじることでしか修正できない。これはまあ、手間ではあるので、やっぱりちょこちょこ直していくドキュメントの場合は、Scrapboxが向いているだろう。

一方、このWebサイトで書いているのは、ほんのメモ書きである。誤字脱字は修正するものの、それ以外のことをするつもりはほとんどない。でもって、Scrapboxよりも、見栄えを整えた文章がアップできる。その点は、大きいように思う。

Scrapboxは、Wikiなので「自分が使う概念」の辞書として使っていき、ごくごく小さい「読み物」はこちらのサイトにアップする、というのがいまのところに使い分けの指針である。これままあ、変わるかもしれないが。