ポッドキャスト

第百六回:Tak.さんとアウトライナーのタイプ 作成者:うちあわせCast

BC039「現代のインターネット環境と退屈の哲学」 - by 倉下忠憲@rashita2 - ブックカタリスト

思索の本質

極端な二択で思考を「節約」するのは場合によっては有効だけども、思索には向いていない。

思索に本質があるとすればそれは無駄というよりも贅沢で、つまりは賭けだ。そして生きることのいくらかも同じだろう。

物自体とオブジェクト

物自体をオブジェクトだと捉えるなら、私たちはそれを認識できないが、しかしその「声」を聞くことはできるのかもしれない。

バルカン星人のための七箇条

  1. 愚痴は問題解決の提議をしているわけではない
  2. 分析は攻撃に受け取られることがある
  3. 疑義は攻撃に受け取られることがある
  4. 承認の重みづけは思っているよりも大きい
  5. 嫉妬の炎は説得では消せない
  6. 二択の外に出るのは案外難しい
  7. 大切なことは二度言うくらいでは足りない

回りくどいライフハック

なんかこう、「回りくどいライフハック」というのは自家撞着感がある言葉ですが、まさにそういうのが大切ではないかな、という気がしてきた。

斥候的実行

計画は実行のために立てられるが、その見通しを得るためにまず「お試し実行」してみるとよい。これを斥候的実行と呼ぼう。

計画の位置づけ

計画を「失敗しないためのもの」と考えていると、たしかに無意味に思える。どれだけ計画しようとも予想外の出来事は起こりうるのだから。しかし、計画を「それについて考えるためのもの」として捉えれば無意味なものではなくなってくる。

夢の話

年金関係の小さい事務所での仕事の初日。なぜか16時に出勤して、1時間ほど作業の説明を受ける。受領書を確認しノートに書き取って、それをコピーして保存する、という仕事。それを4人で行う。「OCRは導入しないのですか」という問いを飲み込む僕。

損をして得を取れ

「損をして得を取れ」は、ある種の経営感覚なのだろう。

でもってそこには時間的感覚(あるいは歴史的感覚)が必要とも言えそう。

迷わないで書ける

デイリーページベースのスタイルが良いのは、何か書きつけるときにその場所について迷わなくて良い点です。ちなみにScrapboxでもそういう気楽に書ける感じがあります。

ちなみに、DoMA式でも「最初に書く場所」が絶対されています。簡単にまとめると、メモは構造の外で書く。

文章を書いてから、削れ

「書いた文章は削るとだいたいクオリティーがあがる」という話を先回りして実行しようとして、「不要なものはあらかじめ書かない」とやってしまうとだいたいうまくいかない。

「文章を書いてから、削れ」という順番をいじってはいけないのだ。

この話は、「不完全であっても決めるしかない。その後に考えればいい」というのと通底しているな。

こわさ

こわさを感じることそのものは悪いことではない。

旗と風

立てた旗がなびくのは、風が吹いているから。

溜まる疲れ

一日の作業時間を少し割り増しすると、途端に疲れをはっきり感じるようになりますね。その少しの割り増し(xとする)が、日ごと(nとする)に加算される(xn)からなのでしょうけども。