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BC026『Humankind 希望の歴史』 - ブックカタリスト

第九十二回:Tak.さんと第四回『Re:vision』会議とTextboxについて by うちあわせCast

強い言葉の押収

「強い言葉で何かを言った人には、どうであれ強い言葉を使ってもいい」という姿勢は、その是非はさておき、状況をひたすら悪化させていくだろうな、とは感じる。

セルフ反論

自分の考えへの反論を自分で考えることは、思考の基本ではあるけど、よく考えたらなかなかアクロバティックな行為である。

イマジネーションの強度

安っぽいシニシズムを上書きする強度のイマジネーションで未来を描くこと。

ビジネス書の売れるセオリー

これは分析する価値がある話だと思う。つまり、その「ビジネス書の売れるセオリー」について。

https://twitter.com/tanacurrychan/status/1468790454670233601

独学大全は ・読む人が何もしなくていい ・薄くて簡単に読める ・権威主義 などのビジネス書の売れるセオリーからあまりにも離れすぎていたので、途中で「これはもうしょうがない!無視して出そう! 目標3万部!(普通は10万部目指す)」と思って出したら21万部売れて、人生とは本当にわかりません…

まず手放すこと

ぎゅっと拳を握り込んでいたら、新しく何かを掴むことはできない。

得ることよりも先に、手放すこと。

そういえば、不調のときに実感したのだけども、緊張やストレスがひどいときは「力を抜くこと」が意識的にできなくなる。自分では力を抜いているつもりなんだけど、めっちゃ力が入っている、ということが起こる。そのとき、「あぁ、意識の制御下というのはそれだけの範囲なんだな」と痛感した記憶がある。

自分の意識/理性の支配下で解決できる問題は相当に限定的で、だからこそ他者の存在がありがたい。

自分で思考を打ち切る

ああ、今自分は際限ない思考に嵌まっているなと、自覚したときに「えいや」と切断できる剣を持っていると安定感が出てくる。

課金の行き先

ソシャゲでガチャの課金が、自分の積立口座とか投資資金への振込になるんだったら、面白そうな気がする。

簡単に見える高度なこと

高度なことでも凄まじく習熟すればあたかも簡単にやっているように見える。でも、簡単なことをやっているわけではない。

先に感情がある

許容や怒りや罵倒など、自他の区別があって生じるのではなく、まずその感情があり、対象は後から付いてくる。

欲望の技法

管理の時代において、規範/規律の技法は盛んに開発されているのに対して、欲望の技法はほとんど無視されている。そのアンバランスさが歪みを引き起こしているのではないか。

n箇条

・情報爆発の流れに乗らない ・アテンション・ビジネスには参加しない ・壁を作るならドアも作る ・コンテンツ・ファーストの姿勢を持つ ・宣伝は恥ずかしがらずに行う ・協力を請うことを恐れない ・価値を計る物差しを複数持つ ・敬意を持って率直に発言する ・フィードバックのバランスに注意する ・思考の階層を移動する ・アイデアを肯定する ・長期的なコストに注目する ・価値を自分から見出す ・基本をバカにしない ・うまい話には見えないコストがある ・前提を確認する ・段取りはグラデーションで ・書いて、考える ・人も物も常に同じであるとは限らない ・コミュニケーションは基本難しい ・新しい事柄は失敗がデフォ ・買い物はいつも少しだけ博打 ・自分が得た影響力は他人のために使う ・率直に褒める

ヒーローとは

ヒーローとは平和をもたらすものではない。希望の火を灯すものである。