2020年の8月に、Ulyssesのサブスクリプション更新がやってくる。一年間で4500円。

マークダウンエディタとして使いやすく、多様なエクスポートも備え、MacとiOSでシームレスに使える環境を考えれば、そう高いものではない。

ただ、最近VS Codeにはまっていて、エディタが満員電車状態になっている。いったん整理したい。

で、考えてみると、「Ulyssesだけでできること」で私が評価しているのは、

  • タイプライターモード
  • 文章のパーツの入れ替え
  • MacとiOSで違和感なく使える

ことくらいであることに気がついた。入力の環境においてタイプライターモードはとても大切だが、絶対に必要なものかというと、そういうわけでもない。文章のパーツを入れ替える作業は、アウトライナーなりScrivenerでできる。

でもって、最近iPhoneでUlyssesを触ることがほとんどなくなった。

えっ、あんまりUlysses使う意味なくね? という状況である。それもこれもVS Codeにはまりまくっているせいなのだが、まずはそれを受け入れようと思う。

とりあえず、一度サブスクリプションを解除して、VS Codeで自分なりの環境を作ってしばらく運用してみる。で、どうしてもUlyssesではないと困る、ということがあればもう一度サブスクリプションを契約する。そういう感じで良いのではないか。

一年使ってみた感じ、間違いなく便利なツールではあるが、カスタマイズ性の高さとターミナルの親和性からいって、「今の私の興味」(ゴリゴリカスタマイズを進めたい)に適合するのはVS Codeの方である。なので、しばらくUlyssesとは分かれを告げてみようと思う。

たぶん、新しいiPadを買ったら、また役立つ場面も出てくるように思う。